VETS TECHさん主催の、中村健介先生(北海道大学)の心エコー実習に参加しました。
犬に最もよく見られる後天的な心疾患の原因である、僧帽弁粘液腫様変性疾患(MMVD)の診断には心エコー検査が必要です。診断精度を上げられるよう、心エコー検査を学び直してきました。
僧帽弁粘液腫様変性疾患は、高齢で体重が20kg未満の特に小型犬に多い心臓の病気です。大型犬にも起こり得ます。この病気になると、動きたがらない、咳が出る、呼吸が苦しくなるといった症状が見られることが多く、ご家族でも変化に気がつくようになります。歳をとったから動きが鈍いのかと勘違いされがちですが、「いつもと違う」ことがありましたら、様子を見ずに受診することをおすすめします。
Canonさんのエコー、高性能で画像がキレイでした。いつか導入したいです!