■当院が大切にする3つのこと

1. 生涯に寄り添う在宅医療

20年以上の経験豊富な女性獣医師が、元気な時期から老齢期・終末期まで、ご自宅での継続的なケアを実施します。痛みや不安を和らげ、家族と一緒にお看取り期を支えます。

てんかん発作や胸水抜去にも対応します。

 

2. 救急時の迅速対応

夜間救急で培った知識・経験を生かし、可能な限りの救急往診を実施します。

 

3. 「怖がりさん」にやさしい医療

Fear Free認定取得の獣医師が、動物病院が苦手な子や移動が難しい子でも、自宅でその子のペースに合わせて診療します。

 

■診療対象動物:猫・犬

(ペットの豚は豚熱ワクチン接種のみです。)

 

■診療内容:

・在宅医療(終末期・お看取り期/てんかん発作・癌性胸水の抜去など)

・往診での救急医療(てんかん発作・異物誤飲・急な嘔吐下痢・胸水の抜去など)

・怖がりさんの医療(ワクチン接種・健康診断・一般診療など)

 

■往診対応時間:9:00〜11:00、15:00〜17:00

(状況により時間外・深夜も柔軟に対応します。)

 

往診予約時間:9:00〜17:00

 

休診日:金曜日・学会出席日(お知らせをご覧ください。)

 

■往診エリア

武蔵野市を起点、吉祥寺・三鷹市・東京都内一部地域は個別対応

 

 

 

■ご利用の流れ

お電話の前に、必ず下記の「診療申込書・同意書」を確認・了承してください。

1. お電話で診療依頼      TEL;090−5415−0574

緊急時も考慮し、訪問する獣医師が対応いたします。

2. ホームページの問診票に記入

3. 見積書の了承を得てから出発

移動中も電話でお話し可能です。

4. ご自宅で診察

 

 

 

■開院1周年を迎えて:ハイブリッド型獣医療の意義

この1年、当院は「最期の時を自宅で」と願うご家族の切実な想いを受けとめてきました。

開業当初に掲げた「これまでの救急経験を活かし、在宅でご家族の願いを形にする」という原点は、今、迅速な救急対応と、きめ細やかな在宅医療を兼ね備えた新しい獣医療モデルとして結実しています。

 

■在宅での胸水抜去:命に寄り添う覚悟の緩和医療

当院では、重度の呼吸困難を抱え、入院を強く望まない動物とご家族に限り、在宅での胸水抜去を実施しています。

この処置は感染や急変などのリスクを伴うため、安易な実施はいたしません。

・救急医療で培った経験

・ポータブルエコーを用いた厳重な安全管理

・ご家族との十分な話し合い(人生会議の概念を踏まえる)

これらを前提とし、法令遵守とリスク管理を徹底したうえでの限定的な緩和医療です。

人間の在宅医療における緩和医療の知見を獣医療に応用し、「動物とご家族が最期の瞬間まで寄り添える時間を守る」ことを使命としています。

 

■ご挨拶

開院1周年を迎え、改めて“動物とご家族が互いの存在を確かめ合える時間を守る”という初心を強く心に刻んでいます。

当院のハイブリッド型獣医療により、救急の即応力と在宅のきめ細やかな医療の融合が実現しました。

『入院しない』というご家族の選択に対し、胸水抜去を含む最善の緩和医療を提供できることに強い責任を感じています。

この高度で特殊な在宅医療を持続的に提供するため、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

院長 只見 景子

 

更新日:2025年10月26日

 

 

■病院情報

ただみ動物病院(旧 ただみ動物病院) 

院長 只見景子(2004年 日本獣医生命科学大学卒業)

住所 東京都武蔵野市境

開院日 2024年10月4日「世界動物の日」

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